文献:A(H1N1)2009パンデミックにノイラミニダーゼ阻害薬はどのような効果をもたらしたか。
Impact of neuraminidase inhibitor treatment on outcomes of public health importance during the 2009-2010 influenza A(H1N1) pandemic: a systematic review and meta-analysis in hospitalized patients.
J Infect Dis. 2013 Feb 15;207(4):553-63
PMID: 23204175
システマティックレビュー&メタアナリシス
まだアブストしか見てない。
死亡に関して:
投与群と非投与群では有意差なし(OR 0.72 95%CI 0.51-1.01)
早期投与群と投与遅延群(48時間)で有意差(OR 0.38 0.27-0.53)
早期投与群と非投与群でも有意差(OR 0.35 0.18-0.71)
重症化に関して:
投与群と非投与群では、非投与群のほうが重症化が少ない(OR 1.76 1.22-2.54)
→これがバイアスを除しているかどうか、アブストからは読み取れないので本編に当たる必要がある。
早期投与群と投与遅延群では早期投与のほうが重症化が少ない(OR 0.41 0.30-0.56)